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カモメ食堂
2006年07月08日(土曜日)

http://www.kamome-movie.com/
面白かった。いつまでも観ていたい。そんな気持ちにさせてくれる映画だった。
ヘルシンキという町の美しさ、清潔さ。そしてゆったりとしたその空気もかなーりよくて♪
映画に登場しているキッチン用品や洋服。小物なんかもとっても可愛くてそう言うところを見ていても飽きない感じ(^^)
お話自体もきれいに時間が流れていくその中で小さな幸せみたいなものがあちこちに散らばっていて、なんとなーく今日もいい日♪と思えるような幸福感がもらえる気がする。
小林聡美演じる主人公のサチエさんの肩に力を入れないその生き方に憧れを抱き、ガッチャマンの歌をフルコーラスできる片桐はいり演じるミドリのその木訥さもいい。
フィンランドで食堂を始めたそのさらっとした理由がまたいいし、その割にはきっちりフィンランド語を習得しているところがこれまた素晴らしいサチエさん。
ミドリさんは日本で何か嫌な事があったのかなぁ。どうしてもはどうしてもだからとヘルシンキにきたその理由。そしてちょっと涙もろいそんなところに日本を脱出してきた彼女にがんばれーとエールを送りたくなる。
そしてもたいまさこ演じるマサコさんのゆっくりとしたペース。何事にもたいして動じることがなく、初対面の言葉が通じないフィンランド人と話し合えちゃうその大きさ。
今までの人生で培ったものだろうなと思う。
サチエさんもミドリさんもちょっと年配となるマサコさんに良い意味で依存する気持ちがあるのかなぁと(^^)温かい気持ちにさせてくれるマサコさんはやっぱり素敵。
カモメ食堂がとうとう満席になったときはこちらも惜しみない拍手を送りたくなった。
それもサチエさんの「いらっしゃい」のその意味の広さ故かなぁ~?
この映画のラストを締めくくるにぴったりの「いらっしゃい」だったと思う。
実際には物価の高い北欧の町でこんな風に暮らしていけるの?旅行者としてここにきて、こんな風に暮らすように働けちゃうものなの?日本での生活はいいの?なんていろいろとつっこむ要素はあると言えばあるのだけど、ま、そういう話はいいじゃない。この映画を楽しみましょうよ(^^)と笑顔で言えちゃうそんな感じがとーってもいい。
おにぎりが食べたくなってコーヒーが飲みたくなる。そんなこの映画の続編は作られないのかなぁ~??
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